動画を撮影する上でネックとなりやすいのがHDDの問題です。
CPUやメモリ、グラボ等は目に見えて性能が上がるため増設しやすいですが、
HDD増設の目安は容量のみとなりやすい為です。
!!自己責任でお願いします。
発生した損害、想定した性能を得られないといった問題すべてにおいて当サイトは責任を負いません。
動画を撮影する場合、まず現在使っているHDDでは性能が足りないと考える方が無難です。
HDDの接続規格にも数種類ある中で普及しているのが「IDE」「(S)ATA」といったものであり、
これは書き込み速度の問題から、綺麗な動画を撮影しようとした場合、保存スピードに追いつくことができません。
(録画設定を下げることにより、可能な場合もあります)
まずは現在使用しているHDDで動画撮影が可能かどうか、Dxtory体験版でベンチマークを実施してみてください。
高品質の動画を撮影したい場合は、HDDの新規増設を考えられた方がいいでしょう。
では一体何をすればいいのか。
選択肢は以下の通りです。
・最新のSATA接続のHDDを購入する
・SCSI接続のHDDを購入する
・RAID0を組む
・高回転のSATA接続のHDDを購入する
・HDDを複数用意し、Dxtoryの正規版でHDD分散保存を行う
・最新のSATA接続のHDDを購入する 現在、通常のHDDを購入しようとした場合はSATAという接続規格のものが多く売られています。 以前はこの規格では十分な速度が望めませんでしたが、最新のものであれば 動画撮影に十分耐えうる性能(書き込み速度80MB/s~)を持っていることがあります。
動画撮影に使用するということを踏まえ、300GB~のものを選択すると良いでしょう。
・SCSI接続のHDDを購入する
「SCSI」という規格のHDDを購入し、利用します。
SCSI端子は通常マザーボードにはありませんので、SCSI増設ボードを購入する必要があります。
PCIeという端子が恐らく余っていますので、PCIeに接続するSCSI増設ボード、HDD本体を接続します。
回転数ができるだけ大きいものを選択しましょう。(15000rpm~)
もしスペックに書き込み速度が記入されている場合は、そちらを目安にすると便利です。
SCSIのHDDは比較的高価ですが、動画撮影に使用する容量を考えると、最低でも200GB程度の容量は必要です。
・RAID0を組む
HDDを複数使って1つのHDDとして扱うRAIDシステムを構築します。
RAID0というのは、2台以上のHDDを組み合わせて、それぞれのHDDにデータを分散して書き込む方法です。
RAID0を組むことにより、書き込み速度が組み合わせたHDDの数により増加していきます。
RAID0に必要なものは、RAIDカードとHDDが2台以上です。
HDDの容量は全く同じであることが望ましいです。RAIDカードはPCIeに増設するタイプのものを選択しましょう。
そしてRAIDカードでも、RAIDの処理をCPUではなくRAIDカード自身が行うハードウェア処理のものが便利です。
簡単な見分け方を私が把握していないため紹介できず、あまり安価のものを選択するのはよくない程度となります。
RAID0は比較的セットアップ等に手間がかかるため、初心者の方にはあまりお勧めできません。
ただし、SCSIのRAIDを組むことができれば動画撮影にHDDの問題はなくなるでしょう。
また、RAID0は複数のHDDを同時に使用するため、その中の1台に不具合が発生するだけで保存されているデータをすべて失う恐れがあります。
RAID0のHDDは撮影時の1時保管と割り切り、重要なデータは保存しないようにしましょう。
・高回転のSATA接続のHDDを購入する
上で「SATAは書き込み速度が足りない」と書きましたが、
一部の高回転HDDを利用する事により、動画撮影に耐えうるかもしれません。
こちらの製品となります(外部リンク)
このHDDを使用した場合の問題は、容量が少ないため撮影した動画の長期保存はほぼ不可能であることです。
お手軽さで言えば最もいいのですが、あまり用途的には幅広くないためお勧めできません。
ちなみに上記リンクの製品ですと、だいたい70MB/sの書き込み速度を持っています。
(Dxtoryベンチにて確認)
・HDDを複数用意し、DxtoryでHDD分散保存を行う
動画撮影ソフトにDxtoryというものを選択し、動画撮影の際に保存するHDDを分散できる機能を使用するというものです。
考え的にはRAID0に似ています。
これは既にHDDが複数あれば導入でき、そして設定もあまり難しくないため、比較的容易です。
速度が足りなければとりあえず増設といった処置もできるため、無難ともいえます。
この手段を選択した場合の問題点は以下の通りです。
・AVI保存に比べ、動画結合のための時間(手順)が増える
・動画結合の際に、撮影した動画分のHDDの空きが必要となる